躁鬱の随に。

躁鬱人が人知れず想いの丈を綴った記録。

理想に拘束され、将来を焦る自分への戒め。

今日は午前中に車の車検があった。

 

一日車検コースに申し込んだが、部品取り寄せの修理が必要で、最低でも一週間はかかるとのこと。

代車が無料で借りられたのが幸いだった。

 

明日は午前と午後に一件ずつお参りがある。

明後日は再び高松まで往復二時間のお参りだ。

 

慣れない軽自動車での行き来になる。

ここのところの運転の慣れに、気を引き締めなくては。

 

 

車検が終わると一日のんびりしていた。

本当は色々と消化したかったのだが、仕方ない。

読書が捗ったのでよしとする。

 

このところ「やらねば」の焦りが薄れてきている。

できていることに目を向け、その日の「やりたいこと」ベースで動くことが、少しずつ叶っている。

 

「やらねば」に囚われると、理想に拘束されてしまう。

今ある理想を叶えても、次の理想に追われる。

 

結局それは、今を生きることから遠ざかる。

理想を追う生活を続けていると、今ある自分が認められなくなる。

 

将来を思い描くことは大切だ。

だが、思い描いた理想は今ある自分の地続きにしかありえないことを忘れてはならない。

 

その日その瞬間のやりたいことの積み重ねが、理想への突破口になる。

 

夢を追い続けていると、ついつい自分の欲が先行し、自分の理想に拘束されてしまう。

しかし、今、この瞬間の自分の情動を蔑ろにしてはいけない。

自分の気持ちを無視しては、葛藤につながる。

 

葛藤は心の消費だ。

やはり自分の気持ちに素直になることが、生の実感につながる。

 

理想に惑わされるのではなく、その日その瞬間の刹那へ意識を向け、生き抜くこと。

 

これは、将来を焦る自分への戒めだ。