今日を終えた。
台湾滞在三日目。充実した一日だった。
まず初めに国立故宮博物館へ行った。
豚の角煮や白菜を模した翡翠の宝石が有名な博物館だ。
かなりボリューミーな展示内容で、端末のガイドも利用するとたっぷり4時間はかかった。
中でもマレーパグの展示品が気に入った。
売ってたら買うと冗談混じりに話していると、レプリカの模型があったので思わず買ってしまった。
夕方からは九份へガイドと共に向かった。
ジブリの千と千尋の神隠しの雰囲気で有名な場所だ。
しかし、お目当ての湯婆婆の店に入るには時間が足りず、泣く泣く下りてしまった。
代わりにガイドさんおすすめのお茶の店でゆっくり試飲し、御土産を吟味できたので良かったものの、唯一の心残りだった。
またいつの日かの楽しみにしよう、と約束して終えた。
今日はガイドさんやお茶屋さんの、穏やかで優しい台湾の人情に触れた一日だった。
今日の一日だけで台湾への親近感が増した。
今日受けた恩を、次の人へバトンタッチできるような優しさを持ちたいと思う。