躁鬱の随に。

躁鬱人が人知れず想いの丈を綴った記録。

今はギアチェンジ。

お盆参りのピークを終えた。

どうにか山を一つ乗り越えた。

 

まだぼちぼちお盆参りが残ってはいるが、明日からは平凡な毎日が始まる。

 

今はここでギアチェンジ。

また動けるよう、消耗した体力を回復させる。

 

躁、つまり頭の働かせすぎを抑えることは、ギアチェンジに似ている。

躁状態からいきなり休むことはできない。

 

躁状態から休もうと思えば、段階を踏みながらシフトチェンジすることが重要だ。

 

以前は感覚がわからず、躁状態ですぐ横になって休んだ気になっていたが、毎回しばらくして鬱になっていた。

 

躁鬱病患者ではなくても、躁や鬱のような波はある。

一般的によく言われるのは自律神経の、交感神経・副交感神経だ。

 

交感神経が活発すぎると体が休まらないし、副交感神経が優位すぎても憂鬱になる。

 

片方を使いすぎたらもう片方に切り替え、使った神経を休ませること。

人生切り替えが重要だ。

 

僕の副交感神経のスイッチは横になって心を空っぽにし、無になること。

交感神経のスイッチは行動に起こすことだ。

 

躁となり、交感神経ばかり優位になって疲弊してしまって鬱になるのが躁鬱病であるから、僕は普段から必要十分に体を休めることを心がけている。

 

しかし、休んでばかりもいられない。

まず仕事がある。

何より、休みには飽きがくる。

 

躁鬱の波を抑えるとは言いながらも、結局は躁鬱の波に乗りながら楽しむほかない。

 

しかし、無理はしないこと。

これは僕の人生の鉄則だ。