躁鬱の随に。

躁鬱人が人知れず想いの丈を綴った記録。

頭のブレーキ。

今日も一日を終えた。

 

今日は昨日に引き続き、体を休めていた。

昨日は休みに徹しようとしても頭が働いてしまい、休みにならなかった。

 

軽躁状態には、ブレーキが必要だ。

でないと頭の回転のシフトダウンができない。

始終エネルギーを浪費してしまう。

 

躁が進めば進むほど、ブレーキは効きにくくなる。

ようやく止まれたと思ったら鬱になり、休息の必要な時間が長引く。

 

早め早めのセルフブレーキングが必要だ。

そうすれば、休める時間も短くて済む。

 

 

躁鬱病の安定には、自己管理がものをいう。

自身のメンタルチェックは欠かせない。

 

常に自分の気分の波を意識することを心がけていれば、やがて経験が蓄積され、行動から改善される。

 

失敗してもトライ アンド エラー。

失敗してこそ学びが得られれる。

 

躁鬱病患者なら、躁転時の甚大な失敗は1つや2つではないはずだ。

しかし、そのことすらも経験となる。

 

失敗を繰り返しながら、躁と鬱を行ったり来たりしながら、やがて波が緩やかになる時が来る。

波をなくすことはできないが、必ず受け入れられる日が来る。

 

深刻なのはいつだって今だが、どうか長い目で見てやってほしい。

必ず好転する日が来る。

 

躁鬱の星に生まれたものは、いつだって躁鬱の波に翻弄される。

しかし波に乗る感覚を得られるのも躁鬱人ならではだ。

 

寄せては返す躁鬱の波。

どうせなら、楽しむ。その心意気が明日をつなぐ。