躁鬱の随に。

躁鬱人が人知れず想いの丈を綴った記録。

本心に従う。

今日は、昨日の1ヶ月ぶりの筋トレの疲れに根負けしていた。

午前中から横になり、昼からは「これではいかん」と本を齧っていた。

 

その中で印象的な一文があった。

「心の葛藤は、それだけでエネルギーを消耗する。」というものだ。

 

これを読んで、これまで休んでいるはずなのに気が休まらない理由は「心の葛藤」にあったのではないかと思い当たった。

 

やりたいけどできない。

休みたいけど休めない。

そんな相反する二つの情動にエネルギーを吸い取られていたのではないかと思うのだ。

 

今まで、やりたいことをやらないことが躁を抑えるコツと思っていたが、確かにそれで気が休まらないなら意味がない。

 

結局は、自分の気持ちに素直になり、やりたいことをやるのが健全ということだろうか。

 

逆に言えば、やりたくないことはやらない。

ただでさえ普段の仕事で耐えているのに、プライベートなことまで我慢する必要はない。

 

「やるべき」ではなく、「やりたい」という自分の気持ちに耳を傾けること。

自分を押し殺していては、やがて自分が心から願っていることがわからなくなってしまう。

 

自分の本心に従う。

べき思考に囚われた僕がこれを実践するには、相応の訓練が必要だ。

 

日々、自分の心に耳を傾ける。

この丁寧な作業が、自身の素直さを取り戻すのではないかと思う。